違いをもたらす

「原因とは、それまでとは違う結果をもたらすものだ」 「違いをもたらす」ということが重要な概念である。 参考 「科学哲学からのメッセージ」 松王政浩 著

ましな国

自分が悪魔でありクズであると自覚している人間だけが、贖罪意識をもち、修行精神をもって今を生きている。 参考 「心の絶対法則」 内海聡 著

クラウン

いかなる場合でも、命につけられる価格は、人命が十分に守られるだけ高額なものとなるよう、訴えていかなければならない。 参考 「命に<価格>をつけられるか」 ハワード・スティーヴン・フリードマン 著

為政者

際限なく内向的になってゆくのが、フェイクニュースの傾向である。 自己矜持と存在を守るために、過度に攻撃的になり、外的を退け、居心地の良いフェイクニュースに包まれようとするのは、ポピュリストも同じである。

心理学

人は手がかりを探す。 参考 「インターフェースデザインの心理学」第2版 スーザン・ワインチェンク 著

オープン

公開がプラスになるのが目的で、「資料を公開させる」ということでは進歩はない。 参考 「アーカイブズとアーキビスト」 大阪大学アーカイブズ 編

現実主義

最低収入保障(ベーシックインカム)の導入と労働組合への加入が、本書の教える今後である。 参考 「99%のための経済学」 ジョン・マクドネル 編

明治維新

明治維新とは、「功利主義道徳の根本的弱点」のなかで、「自由」を追い求めた革命である。 参考 「明治革命・性・文明」 渡辺浩 著

ミクロ経済学

社会闘争は、モル的(大規模な社会的区別の次元)であると同時に分子的で、その交差にある。 キーワード:ミクロ経済学(特異化の過程の出現次元とそれを動的に編成すること) 参考 「ミクロ経済学」 フェリックス・ガタリ/シュエリー・ロルニク 著

企業免責の可否

本書は、通信品位法230条(アメリカ)をめぐる歴史書である。 歴史の紆余曲折は、その成長の方向を法が示す。 参考 「ネット企業はなぜ免責されるのか」 ジェフ・コセフ 著

美しい嘘の流れ

アメリカ合衆国の権力分権論の型には、無自覚に帝国的統治機構の残存が見られた。 ブリテン帝国においては、執行権は国王に与えられているおり、また植民地では総督に委ねられていたからである。 参考 「権力分立論の誕生」 上村剛 著

教育

教育とは、学校で学んだことをすべて忘れたあとに残るものをいう アルバート・アインシュタイン 参考 「考える、書く、伝える」 仲野徹 著

批評

批評とは何かに答えるのもまた、批評である。 批評は批評に出会うのである。 キーワード:小林秀雄 参考 テオリア1「批評の精神」 高橋英夫著作集

反戦の宣言

その論理は、純粋を探求する。彼の闘いは、彼の死後になってはじめて開始するからである。 参考 「純粋の探求」 ジャン・ジオノ 著

リギング

リギングの研究が今後望まれる。 参考 「ベーテ仮設の数理」 坂本玲峰 アナトール・N・キリロフ 共著

液体の概念

ケロシンの代替品は、新しい液体概念の発見であるかもしれない。 参考 「液体」 マーク・ミーオドヴニク 著

スマートキッチン

スマートキッチン・サミットの内容は多義による。 つまりキッチンの領域にどんなテクノロジーが入ってきているかということである。 参考 「フードテック革命」 田中宏隆 岡田亜希子 瀬川明秀 著 外村仁 監修

国内外

「技術的には可能である」という話と、コンプライアンスの話は別である。 キーワード:個人情報保護 社会インフラ 参考 「営業を変えるマーケティング組織のつくりかた」 上島千鶴 著

個性と社会

それは、人間の道徳と勝利の教訓にはならない。 社会的寄生者はコロニーの策略家にすぎない個性である。 参考 「アント・ワールド」 エドワード・O・ウイルソン 著

同等性

哲学的言語とは「理論における階級闘争である」 ルイ・アルチュセール スピノザの哲学言語はあらゆる仕方で非領土化を被る。 人間は、数学がそうであるように幾何学的証明だけに可能とされる。 キーワード:デカルト クーザン ユダヤ的等価物 参考 「スピノ…

ネーム検索とテーマ検索の先

記述にはアクセス・アプローチの面から、単行レベル・集合レベル・構成レベルが必要である。 参考 改訂「情報資源組織法」 志保田務 前川和子 家禰淳一 著

信頼

何かを信じることは尊い。信頼できる対象があれば頑張れる。 信頼できるものがあれば、人はそんなに心配しなくても生きていける。 参考 「適応力」 出口治明 著

自己展開的認識論試論

始まりの探求はすでに「ある」という存在論の前提から始まる自己展開的認識論である。 キーワード:客観 認識 参考 「ギリシア哲学史」 納富信留 著

共生の可能性

体外離脱体験(身体感覚)の導入的理解。 トランスカルチャーという「共通の土俵」は、実はそこにある。 参考 「顔身体学ハンドブック」 河野哲也 山口真美 等 編

食物連鎖

環境に適応し素早く変化する必要から、被子植物は最初は草として進化した。 受精が早く進むということは、それだけ世代を早く更新することができるからだ。 こうして進化のスピードは速まった。 参考 「面白くて眠れなくなる植物学」 稲垣栄洋 著

自然

自然は隠れることを好む。 それは概念ではなく、人工物・機械圏であるからだ。 参考 「自然の哲学史」 米虫正巳 著

インフレの程度

重要なのは経済ではなく、経済の実物資源(先進技術・高い教育を受けた労働者・工場・機械設備・肥沃な土壌・豊富な天然資源)であり、インフレが問題ではない。 格差こそ真の財政赤字なのだ。 参考 「財政赤字の神話」 ステファニー・ケルトン 著

地場伝統産業の今後

歴史、土地、人物、技術をブランド要素とするラグジュアリーブランドに、地場伝統産業はまだまだ十分な余地をもつ。

主導権

なぜ登山後のビールは800円かかっても惜しくないのか。 主導権を持たずに価格は決定できない。 キーワード:ダイナミック・プライシング 参考 「価格決定戦略」 上田隆穂 著

瞬発力の経営

フォーカスするのは「買う人」か、「使う人」か。 強みは「固有の技術」か、「固有の仕組み」か。 参考 「いかなる時代環境でも利益を出す仕組み」 大山健太郎 著