頂点論(組み合わせ論)

ペアノ公式から始めれば、アル=カラジーやアッ=サマウアルは数学的帰納法の始まりを示さないが、パスカルを頂点とすれば、それは遡及法による数学的帰納法を示している。

つまり頂点は2つあり、遡及できる範囲が違うということが、二重の照らし合わせを必要とするということであると本書は説く。

 

 

参考

「アラビア数学の展開」      ロシュディー・ラーシェド 著