先取り(アイデアの本質)
埋没している主観から離れるとき、人は客観的になるのではなく、より積極的な行動的主観となるというのが、本書の教えであると思われる。
「その場所に居る気になる」というのが、西田哲学的な先取り的「場所の倫理」でもある。
*どこで投票するかで人の意見は変わる
*葬儀場(死)が目の前にあると人はなぜか善行を積みたいという気持ちが強くなる
*他人のことを考えたほうがより現実に近い数値を予測できる
*未来予測をするときには「ほかの人なら」と考えたほうがうまくいく
*主観的な成功(満足)が高ければ客観的な成功は後から付いてくる
*「仕事がうまくいっているからハッピーになれる」のではなく「ハッピーでいるから仕事がうまくいく」
*どんな選択もいずれは正解になる
参考
「もっとすごい心理学」 内藤誼人 著