伝達不能

崇高には、道徳的な普遍性も、美感的な普遍化もない。

そうではなく、両者の抗争的な暴力において生じる。一方から他方への破壊こそが崇高な感情である、と本書は言う。

しかしそれは主観からくるものでは伝達されない。

 

参考

「崇高の分析論」     ジャン=フランソワ・リオタール 著