物理言語学

平均量と同等以上の状況で重要となる時空の世界を「揺らぎの世界」というなら、そこには様々な同等以上の物理言語が存在する。

集団の一部のデータから、残りのデータが確定できないときも「揺らぎ世界」である。

不可逆であり可逆であるメモリーと制御の同等性世界。

準静的等温過程・二重井戸・サドルノード型

 

参考

「揺らぎのエネルギー論」     関本謙 著

見えている部分と見えない部分

「拡散は空間非一様化を促進する効果を持っている」 チューリング

これはチューリング(パターン)の拡散誘導不安定性という隠れた変数である。

 

キーワード:反応拡散方程式 無限次元力学系理論 サドル・ノード分岐 プラナー進行パルス 中心多様体 

 

参考

非線形非平衡現象の数理④「パターン形成とダイナミクス」    三村昌泰 編

頂点論(組み合わせ論)

ペアノ公式から始めれば、アル=カラジーやアッ=サマウアルは数学的帰納法の始まりを示さないが、パスカルを頂点とすれば、それは遡及法による数学的帰納法を示している。

つまり頂点は2つあり、遡及できる範囲が違うということが、二重の照らし合わせを必要とするということであると本書は説く。

 

 

参考

「アラビア数学の展開」      ロシュディー・ラーシェド 著

直接税から間接税へ

本書は秀逸である。

直接税から間接税への移行は、歳出に対する借入埋めとビール市場のネットワーク(経路)の拡大を経て、生活必需貿易から植民地物産貿易へと軸足を移し、都市が変わっていく手だてを与えた。

 

キーワード:塩 ワイン 砂糖

 

参考

「中近世ハンザ都市の展開」     斯波照雄 著

喰始(モンティ・パイソン)

まず病状を、そして治癒はなく、大ショックを与え、すぐに幕を閉じてしまう。

これがカーニバル性の置き去り手法である。

 

参考

モンティ・パイソン研究入門」     マーシア・ランディ 著

「存在論と認識論」試論

「裏をかく」(存在と認識)とは、「裏が見えていないこと」(認識)ではなく、「裏があること」(存在)を「知っていること」(認識と存在)だ。

だましと予測、新境地は、こうして存在と認識、認識と存在の間(可換)にうまくバランスよくあらわれる。