粒子と波動(位置と運動量)再考

格子点を巡る凸多面体から充填問題に至る議論は、粒子の問題ではなく、内部の外部化、外部の内部化の両義化を意味している。

ミクロ的には、内部は隙間に、隙間は内部へと反転し、マクロ的には、外部は内部へ、内部は外部へと不確定性原理の方向へ収斂していくからである。

 

キーワード:凸集合 折・分割 ピックの公式 スコットの定理 エルハート多項式 反射的凸多角形 12点定理 可換環論 グレブナー基底 多孔体と細孔(吸着相互作用ポテンシャル) 粒内有効拡散係数

 

参考

「多角形と多面体」    日比孝之 著

第3版「吸着の科学」   近藤精一 石川達雄 安部郁夫 共著